自動ドアを安全に
お使いいただくためにSAFTY
自動ドアを安全にお使いいただくために
建物の出入口にかかせない『自動ドア』は、お子さまからお年寄りまで、様々なかたが利用するものです。自動ドアを安全で快適にお使いいただくための内容をご案内しております。
自動ドアの事故傾向
自動ドアの事故は小さなお子さまや高齢者に多く、傾向としては「駆け込み」「立ち止まり」「斜め進入」によるものが半数以上を占めています。
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駆け込みによる衝突
閉じ途中の自動ドア、または開き途中の自動ドアに急いで駆け込み衝突
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戸袋側進入による衝突
子供が自動ドアの戸袋側で遊んでいて、開いてきた自動ドアに衝突。
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立ち止まりによる挟まれ
自動ドア走行部で立ち止まっていて、閉じてきた自動ドアに挟まれた。
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斜め進入による接触
閉じ途中の自動ドアに斜めから進入して、反転した自動ドアが開ききらないうちに接触。
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引き込まれ
子供が自動ドアに触って遊んでいるうちに自動ドアが開いて、自動ドアと方立の間に手を挟んだ。
出展:全国自動ドア協会
用語の説明

日常のお手入れ
自動ドアを安全にご使用いただくためには、定期保守点検契約をしていただくとともに、建物の所有者、建物管理者の皆さまによる日常のお手入れが必要です。
また、自動ドアを利用される方の安全性を確保するため、日常の状態を毎日確認してください。
自動ドアのお手入れは、周辺の安全を確認のうえ電源を切ってから行ってください。
自動ドア周辺の清掃
外部に面している場所に設置してある自動ドアの周辺は、ゴミや落ち葉、砂粒などが入りやすい環境にあります。自動ドアの走行部分(ガイドレールの溝の中など)の掃除を行ってください。
サッシ部分の清掃
固く絞ったやわらかい布で水拭きし、乾いた布で水分をきれいに拭き取ってください。
汚れが水拭きで落ちない場合は、薄めた中性洗剤で拭き上げ後、固く絞った柔らかい布で水拭きしてください。最後に乾いた布で水分をきれいに拭き取ってください。
各種センサーの清掃
センサーの検出面に汚れやホコリ、水滴などが付くと正常に動作しなくなるおそれがあります。
きれいな柔らかい布で拭き取ってください。
特に雨が降ったあとなどは、水滴などで補助光電センサーのレンズ面が濡れ、誤動作を起こすことがあります。